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![]() EXPO 2025 大阪・関西万博 では さまざまな建築物も楽しめます。 今回は、アイオーシーの建材ではないですが 直接お話をお聞きした 永山さんや工藤さんのお話もまじえて、 注目の建築物をご紹介いたします。 ・大屋根リング ・パナソニックパビリオン ・ウーマンズパビリオン ・石のパーゴラ ・ブルーオーシャンドーム 『圧倒的な存在感のある大屋根リング』 大阪・関西万博会場デザインプロデューサーで建築家の藤本壮介氏により構想された世界最大級の木造建築物である大屋根リングは間近で見ると、伝統的な木造建築の貫接合を使って建てられていることに感銘を受けました。 そして、上にあがると芝生やお花が植えられており内は万博全体を、外は広大に広がる海が見渡せる絶景! 下を歩けば暑い日差しや雨も凌げる、素晴らしい建築ですね。 『パナソニックパビリオン&ウーマンズパビリオン』 永山祐子氏により設計されたこの建物。 パナソニックパビリオン で使われている風にゆらゆらとなびくオーガンジーの素材は現場でなびき方まで細部にこだわられて設計されています。 永山さんは「万博というものがSDGsの「リユース」という目標があり、ウーマンズパビリオン は、ドバイ万博日本館で使用したものを使える状態で解体し、それをもう一度組み立てるのが本当に大変で、多くの皆様のおかげでできたんです」とお話しされていたのが印象的です。 『石のパーゴラ』 西ゲートゾーンに位置する工藤浩平氏設計による石のパーゴラのある休憩所。 重たい石をネックレスのように吊り下げたパーゴラは強烈な印象を与えますが、自然の石を使うことに大きな意図があるそうです。 「大阪湾の埋立地には、開発で掘り起こされた海底に、たくさんの窪地ができてしまい、その窪地に澱みが生じ大阪湾の生態系の悪化が進んでいるのではと言われています。 万博の会期を終えた後、この窪地をパーゴラに使用した自然石で埋め戻すことで、滞留をなくし、大阪湾の生態系の改善ができたら」と工藤さんはお話ししてくださいました。 『ブルーオーシャン・ドーム』 海洋プラスチック問題を取り上げたこのパビリオンは、坂茂氏の設計。 DOME A:竹のドーム、DOME B:CFRP(カーボンファイバー)のドーム、DOME C:紙管のドームの3つのドームで構成されています。 CFRPのドームは、杭を打たずに建設し、廃棄物を出さずに撤去ができるそう。紙管建築といえば、災害時の間仕切りとして坂氏が考案した紙の間仕切りシステム。強度も高く、古紙利用率98%以上という紙管を使用し、リサイクルできる素材というのも魅力の一つですね。 万博の見どころはまだまだありましたので、次回のブログもお楽しみに!
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